2009/08/15 (Sat) 01:26:52 目当て

決して身体目当てじゃないと思うの。

誰がって、そりゃもちろん元将軍が。現課長でも良い。
美しくって可愛くて。、身体目当てです、って言っても周りのみんなもそうだろうとも、そりゃそうよねって納得するほど魅力的な外見ではあるんだけどね。
確かに初めはその容姿に眼を奪われはしたが。惹かれたのは、その心だ、バルフレア。
完璧な人間がいない事は充分承知している。キミだって少しは、欠点があるのかもしれない。
ほんの少々だが、人より我儘で、ええかっこしぃで、きどり屋さんで甘えたさんで、我儘で我儘な所がある。
だが、そんな所がまた、上手い具合にわたしにぴったりだ。
わたしは構いたがりの、人目が気にならないナチュラル派。
しかも長男実は世話好きお膳立て大好き、だ。
キミの欠点はわたしにとって魅力の一つに過ぎない。
キミとわたし、二人で一つの世界が完成される。
決して身体や容姿だけに惹かれているのではない！断じて！

でもって、身体目当てなんだと思う。

誰がって、そりゃあれだよ、うぉす。黒髭くん。
うぉすはばるを美しいと思った事がない。
何故なら…美しいのは自分だから。
色が白過ぎるし、まつげは無駄に多いし、鼻先と顎はとがって余裕がないし。肌は傷つきやすそうだし。
髪は中途半端な色でもみ上げが軽薄でピアスが邪魔で首筋が頼りなげでなで肩が誘惑してて唇は色香が滲み出てて瞳は吸い込まれそうで指先は寂しげでヒップは構ってちゃんで足首は握りやすそうで腰は抱き寄せると少し逆らうけど結局は俺の腕の中で足を開きはしたない格好を惜しげもなく晒して真珠色の太ももの内側を……って、かなり身体目当ての乙女中年、うぉす。
こいつ、まるっきりばるの性格とかまで考えが及んでない。

そして…そして…ばるは…なんも考えとらん、ウチの甘えた三男坊は。
オレの事好きならそんでいーや、とか思ってる。

そして、そんなばるが大好きなわたくしOTONA。
もちろん心も身体も両方頂きたいし、両方目当てではある。
生涯愛すると、誓うよホント。
だからと言って将軍職にまで登り詰めた中年髭面おっさんとばるを取り合うつもりは毛頭御座いません。

ちゅー訳で、でもなんでもないようなあるような、明日はちょと出かけてきます。
ステキ本目当て。